箱根駅伝の復路7区を華やかに彩る「フリーザ軍団」をご存知ですか?
彼らは真っ白なタイツに紫色のアクセントを加えた「フリーザ様」のコスプレを纏い、沿道で観客と選手を盛り上げる特別な応援集団です。
毎年、選手たちがこの場所を通過するタイミングに合わせ、ユーモアと熱意をたっぷり込めた応援を披露。
その独特の存在感は、いまや箱根駅伝の名物となっています!
この記事では、そんなフリーザ軍団の秘密や歴史、2025年の見どころについて、読者の皆様に楽しくお伝えしていきます。
フリーザ軍団とは?
箱根駅伝に登場する理由
フリーザ軍団が箱根駅伝に登場する理由は、「応援を通じて笑顔と元気を届けたい」という熱い思いからです。
特に選手たちが通る復路7区の押切坂は、ランナーにとっても応援団にとっても勝負どころ。
この急な上り坂で見せるフリーザ軍団のパフォーマンスは、選手たちの疲れた表情を少しでも和らげ、観客にも大きな笑いを届けています。
また、観客の間でも「今年のフリーザ軍団はどんなパフォーマンスを見せてくれるのか?」という期待が高まり、彼らの登場が一つのイベントとして定着しています。
「フリーザ」とはどんなキャラクター?
フリーザは『ドラゴンボール』に登場する人気キャラクター。
「宇宙の帝王」と恐れられる悪役でありながら、その独特のデザインと冷酷な性格がファンの心をつかみました。
フリーザ軍団がこのキャラクターを選んだ理由は、その目立つビジュアルとユーモアのセンスにあります。
白と紫の配色は遠くからでも目を引き、悪役でありながら憎めないフリーザの性格が、応援スタイルにぴったり合うのです。
フリーザ軍団の応援スタイル
フリーザ軍団の応援スタイルは、ユニークそのもの。
毎年流行の曲に合わせたダンスを披露したり、観客と一緒にポーズを決めたりと、エンターテイメント要素たっぷりです。
また、彼らは「主役はあくまでランナー」というスタンスを崩さず、選手たちを邪魔しない範囲で全力の応援を行っています。
その結果、選手にも観客にも愛される存在となっているのです。
フリーザ軍団の歴史
活動開始のきっかけ
フリーザ軍団の始まりは2005年、地元二宮町に住む同級生たちの何気ないアイデアからでした。
「地元をもっと楽しくしたい」という思いで始めた沿道での応援活動は、初めは特に目立たないコスプレからスタート。
その後、2008年に「フリーザ様」の衣装が採用され、一気に注目を集めるようになりました。
このキャラクターの選択が大成功し、今や箱根駅伝を代表する応援スタイルとして親しまれています。
2008年の初登場とその後の変遷
2008年、初めてフリーザ様のコスチュームで登場したフリーザ軍団。
それ以降、年々メンバーが増え、現在では9名の大所帯となっています。
摩人ブウやザーボンといったキャラクターも加わり、それぞれが個性豊かな応援スタイルを持つようになりました。
また、応援の内容も進化を続け、最新の流行を取り入れることで、毎年観客を飽きさせない工夫が凝らされています。
コロナ禍での活動休止と再開
フリーザ軍団もコロナ禍の影響を受け、2021年と2022年は活動を自粛しました。
しかし、2023年には再び押切坂に戻り、ファンの期待に応えました。
その年の復活は、SNSでも大きな話題を呼び、全国から応援の声が寄せられました。
休止期間中もフリーザ軍団の存在は忘れられることなく、ますますその人気が高まったのです。
2025年フリーザ軍団の見どころ
今年の出没場所と時間
2025年も例年通り、復路7区の押切坂に登場します。
この押切坂は、ランナーにとって非常に重要なポイントであり、観客が集まりやすい場所です。
フリーザ軍団は午前9時30分頃からスタンバイし、選手たちが通過するタイミングに合わせて応援を開始します。
押切坂での応援ポイント
押切坂は、ランナーにとって心臓破りの急な上り坂。
選手たちが苦しむ中、フリーザ軍団の応援は、まるでエネルギー補給のように力を与えます。
また、彼らのダンスや掛け声に合わせて観客も一体となる瞬間が見られるのもこの場所ならではの魅力です。
今年の注目パフォーマンス
2025年は、新メンバーが加わるだけでなく、最新の流行曲を取り入れたダンスパフォーマンスが予定されています。
毎年新しいアイデアで観客を楽しませる彼らが、今年はどんな驚きを用意しているのか、今から期待が高まります。
まとめ:フリーザ軍団と箱根駅伝の楽しみ方
フリーザ軍団は、箱根駅伝に欠かせない存在。
選手や観客に元気と笑顔を届けています。
彼らのエンターテイメント性あふれる応援は、毎年多くの人に感動と笑いを提供しているのです。
2025年も、押切坂で彼らの応援を楽しみながら、箱根駅伝の醍醐味を存分に味わいましょう!